ここ数日というもの、私は鍋にはまってしまった。しかも、初夏だというのに激辛のキムチ鍋である。夫婦ふたりで囲む鍋は、特別ゴージャスな内容というわけではない。ふつうに豚肉を入れて、ねぎ、きのこ、豆腐などを入れて最後にコチュジャンを投入するだけだ。市販のキムチ鍋の素のスープを入れることもあるが、それはキムチやコチュジャンが不足したときだけ。やっぱり具のそのままの味を素にするほうが美味しい。
クーラーの効いた部屋で汗をかきながら食べるのは格別だ。
最近では、鍋のスタイルも人それぞれバラエティに富んでいるようで、豆乳鍋、カレー鍋、野菜だけのヘルシー鍋なんかも人気だ。モデルや女優は、体重コントロールをしたいときに鍋に野菜をたっぷり入れて食べるようで、美肌効果も期待できるらしい。私はもっぱらキムチ鍋派で、辛くないと、もはやそれは鍋料理とはいえないのだ。まあ、これは個人的感想だが、キムチは鍋に最もあう具材だと確信している。夫もこれには賛成意見で、お互いに鍋といえばキムチという図式が成り立っているようである。
そうはいっても、やはりネットで検索などをしていると、他の鍋料理には関心がある。最近気になっているのは、ミルク鍋である。ミルクとはすなわち牛乳で、その響きだけ聞くと少し抵抗があるのだが、かなりの美容効果と栄養が期待できるらしいのだ。もちろん野菜や肉を入れるのは遠慮したいが、パンやチーズを入れてフォンデュ風に仕上げると絶品なのではと想像している。まだまだ私なりの鍋修行は続きそうだ。